CDP道場をやってみた。
お久しぶりです。okeeeです。
早くもブログをサボってしまいました。暑くなると書く気力が無くなってダメです。
遊ぶことばっかりに目が向いてしまいます…沖縄に行きたい。
さて、8/29(金)にJAWS-UG大阪 第12会勉強会、ということでCDP道場をやってきました。当日はAWSジャパンツアー2014夏 大阪の夜の部ということもあり、参加率が100%超え、とよくわからない状態でした。50人弱でCDP道場すると2時間じゃ足りませんね。
AWS ジャパンツアー 2014 夏 〜ニッポンにクラウドを〜
AWS ジャパンツアー 2014 夏 大阪
JAWS-UG Osaka 第12回勉強会(AWS ジャパンツアー2014夏)
AWS ジャパンツアーも250人満員と、関西でのAWS熱が上がってきているのを感じました。WorkSpacesも東京リージョンに来たし全国的に盛り上がってきてますね。
CDP道場の資料はこんな感じ。
20140829 AWS Japan Tour 2014 夏 CDP道場 - jaws-ug Osaka#12 from Takuya Oketani
今回、初心者向けCDP道場ということもあり、かなりお題は迷いました。AWSを知らない人でも仕組みを想像しやすく、それでいてCDPを適用しやすい、って難しいです。
結果、全世界で100万人が使うChatサービス、と中々広大なお題になりました。
アーキテクティングして模造紙に構成図を、というところは参加してなくてTwitterとかで見てる方には伝わりずらいと思いますので、簡単に全チームの構成図を紹介します。
結果、全世界で100万人が使うChatサービス、と中々広大なお題になりました。
アーキテクティングして模造紙に構成図を、というところは参加してなくてTwitterとかで見てる方には伝わりずらいと思いますので、簡単に全チームの構成図を紹介します。
進行しながらのメモで未整理なので「違うよ!」とかツッコミあればお気軽に連絡くださいませ。
Team : Double Hawks
- AutoScaling
- DynamoDB
- モバイルアプリ関連はCogniteで
- CloudWatch & Zabbixで監視
- バッチが色々やってくれる
- Route53のヘルスチェック、十分な数のインスタンス
- 各リージョンをVPNで接続する、メッシュ型接続
- 一番近いところを使う
Team : アフター6
- アプリはWeb系システムで作ればOK
- Push通知もアプリで頑張れ
- SNS連携もアプリで頑張れ
- EC2インスタンス1台
- 1時間以内の復旧はStampパターンで、インスタンス再生成
- Deep Health Checkパターン
Team : Disconnect
- インターネット経由
- Direct Object UploadパターンでS3に直接ファイルをアップロードする
- Amazon SNSでPush通知
- DB Replicationパターン
- Scale Outパターン
- Multi-Serverパターン
Team : ElastiCache
- PCユーザにはAmazon SES、モバイルユーザにはAmazon SNSで通知
- S3にログ保存
- DynamoDBでState Sharingパターン
- Multi-Serverパターン
Team : うみんチャット
- Route53
- CloudFrontにキャッシュを持たせて同時アクセスに耐える
- Scale Outパターン
- Multi-Serverパターン
- 複数のZoneでサーバを起動する
- RDSでRead Replicaパターン、DB Replicationパターン
- Direct Object UploadパターンでS3にファイルをアップロード
- 通知にはAmazon SNSを使用する
Team : アノニマス
- とにかく可用性
- Multi-Datacenterパターン
- 一旦、Amazon SQSにデータを貯めて、メッセージ処理系のバックエンドサーバに処理させる
- RDSでDB Replicationパターン
Team : いちねんせい
- Cogniteで認証系
- Elastic BeanStalk
- ElastiCache
- DynamoDB
- オレゴンリージョンを使用する
- Scale Upパターン
- Private Cache Distributionパターン
Team : Sketch Book!!
- 北米と東京の2リージョンで構成する
- DynamoDBは北米リージョン
- Latency-based Routingパターンで近いリージョンを参照させる
- Multi-Serverパターン
- Storage Indexパターン
お題がお題だけに色々な仕組みが出てきました。リリースされたばかりのCogniteを使っているチームがあったり、CDP2.0のLatency-based Routingパターンを使っているチームがあったり。初心者向けCDP道場といいつつ「ワタシハ エーダブリュエス チョット デキル」な人が混ざっていたみたいです。
大きくは
- EC2でアプリケーションサーバ
- S3に添付ファイルをDirect Object Upload
- DBはRDS or DynamoDB
- Push通知はAmazon SNS
ちなみに私はDirect Hostingパターン、Cache Distributionパターン、Direct Object Uploadパターン、 Latency-based Routingパターン、No EC2パターンを用いてJavascript(AWS SDK for Javascript)のみでアプリ作成、DynamoDB/SNS/S3を使ってデータ保存、Push通知を実現する構成を妄想していました(No EC2厨です)。
個人的な感想としては、参加側に回りたかった!は置いといて、初めての方にも何か持って帰ってもらえたかな、です。アーキテクティング中はチーム内でAWSの各サービスの説明をしてたり頻繁に熱く盛り上がっていたり。
よくあるセミナー形式の勉強会では、登壇者の方との距離を中々縮められないですが、1つの机をみんなで囲んでディスカッションすると一気に距離を縮めることが出来ます。
またCDP道場やりたいです。と思ったら今週末にこんなイベントがありました(ステマ
JAWS FESTAと言えばこちらでも書いてますが年1回のJAWS-UGによるお祭り、私も思い入れがあるイベントです。今年は仙台。
今回もCDP道場が用意されており、超初級者向け/中上級者向けの2パターンがあります。
中上級者向けではAWSサムライ2014の4人の方々と一緒にアーキテクティング出来るチャンス、この機会にAWSサムライから色々盗…吸収しましょう。
他にも、農業×ITとか震災復興×ハイテク、Code for Japan、M2M/IoT、人工知能、Docker、Scrumなどなど盛りだくさんです。もちろんAWS関連も地域事例から入門&ハンズオンまで多くのトラックが用意されています。
まだまだチケットは申し込み受け付け中なのでお時間のある方は是非お待ちしております!
ということで、私も今週末は仙台に行きます。 見かけたらお気軽にお声掛けくださいませ。